安田顕とは?プロフィールと代表作
北海道室蘭市出身の俳優・タレント。
演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとしても知られ、映画・ドラマ・舞台・声優など幅広く活躍。愛称は「ヤスケン」「ケンちゃん」。
【代表作】
・ドラマ:『下町ロケット』『ホタルノヒカリ』『正義のセ』『なつぞら』『俺の話は長い』
・舞台:TEAM NACS公演、『スマートモテリーマン講座』
・2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』では平賀源内役を熱演し、話題沸騰中。
安田顕の性格は?天然?変態?そのギャップが魅力
安田顕さんの性格は、ひと言で表すのが難しいほど“多面性”に富んだ魅力的な人物です。
俳優としての演技力だけでなく、プライベートやバラエティで見せる一面も話題になることが多いんです。
【性格の特徴】
・無口で根暗:
→大学時代は「暗い自分を変えたい」と演劇部に入ったものの、性格はあまり変わらなかったそうです。
・せっかち:
→渋滞でイライラすることも
・お茶目で天然:
→記者会見でオナラ、陶芸でろくろと一緒に回るなど伝説多数
・変態キャラ:
→酔うとすぐ脱ぎたくなる“ヌーディスト安田”映画『変態仮面』の出演時には、「やっと変態の役が来たね!」と事務所社長に言われたとか。
演技とのギャップ 見た目は渋くてイケメンなのに、性格は破天荒。
そのギャップが演技にも活かされ、シリアスからコメディまで幅広くこなす。
昔と今の安田顕:見た目も演技も進化中
時期 | 見た目 | 演技 | キャラ |
昔(1990〜2000年代) | 爽やかイケメン | 舞台中心 | 天然・変態キャラ |
現在(2020年代〜) | ワイルドで渋い | 映画・ドラマ・舞台 ・声優・プロデュース | 深みのある人生観 |
TEAM NACSとの関係:仲良しだけどベタベタしない絶妙な距離感
〇大学時代からの親友同士で結成
→北海学園大学の演劇研究会で出会い、卒業制作をきっかけに結成。
学年は違っても、当時から仲が良かったそうです。
〇月1回の番組『ハナタレナックス』で定期的に集まる
→月1回の北海道ロケ番組『ハナタレナックス』で全員が集まり、近況報告や笑い合う時間を共有しています。
〇「そんなに会わないけど、それがちょうどいい」と語る安田顕
→程よい距離感を保つことが心地よい関係性だと考えているようです。
<メンバーの声>
・大泉洋:「人生で最も密度の濃い付き合い」、「一番笑わせられるのはNACSのメンバーといる時」
・森崎博之:「どれだけ変化があっても、5人になると大学時代に戻れる」、「家族同然の関係」
・音尾琢真:「昔は羨ましさもあったけど、今は刺激になる存在」、「今は刺激になる存在」
演技の魅力:変幻自在な“職人型”俳優
【ポイント】
・濃淡の演技を自在に操る
→熱量の高い“濃い”演技から、静かな“淡い”演技まで幅広く対応。
映画『愛しのアイリーン』では狂気と人間味を併せ持つ役を熱演し、
逆に『影裏』では静かな余白の美を表現。
・役に憑依する没入力
→役柄に合わせて髪型や体型まで変えることも。
「俳優 亀岡拓次」では、地味な脇役俳優をリアルに演じ、
観客に“本当にこういう人いそう”と思わせる説得力。
・顔と声の表現力
→表情の変化だけで複雑な感情を伝える“顔で演技する俳優”。
低音の声も魅力で、声優やナレーションでも活躍。
・作品の空気に溶け込む力
→派手すぎず、でも確実に印象を残す。
どんなジャンルでも“その世界の住人”になれる稀有な存在。
【お笑いでも活躍】
・天然&破天荒キャラでバラエティでも大人気
→酒に酔うとすぐ脱ぎたくなる“ヌーディスト安田”として知られ、
TEAM NACSの舞台やバラエティでは下ネタや体当たりギャグも全力。
・“間”と“顔芸”で観客を爆笑させる舞台の達人
→TEAM NACSの舞台では、観客の笑いを誘う“間”と“顔芸”が炸裂。
『べらぼう』での怪演:平賀源内役が話題沸騰
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で安田顕さんが演じる平賀源内は、まさに“怪演”と呼ばれるほどのインパクトを放っています。
史実の源内が持つ天才性と破天荒さを、安田さんが独自のテンポと表情で見事に表現しています。
・天才であり変人な源内を“立体的”に表現
→本草学者・発明家・戯作者など多彩な肩書きを持ち、常識にとらわれない発想力が特徴。
・狂気と哀愁のバランスが絶妙
→第16話では精神の揺れや孤独、そして“最期”に向かう姿が丁寧に描かれ、
涙を誘う名演技となりました。
・牢屋のシーンや早口のセリフ回しに技術が光る
→早口でまくしたてるようなセリフ回しが印象的で、視聴者を引き込む力がある。
「安田顕でなければ成立しなかった」と言われるほどの存在感。
初めてファンになった人へ:ようこそ、ヤスケン沼へ
最初は「面白い人だな」と思っただけ。でも気づけば目が離せない。
演技とバラエティの“二刀流”で笑わせ、泣かせる。作品を追うほど、底知れぬ魅力に驚き続けるはず。
<読みたい安田顕のエッセイ~もっと安田顕を知りたい人へ>
①『北海道室蘭市本町一丁目四十六番地』 : 父との思い出を綴った感動作
②『ヤスケンと呼ばれて』:TEAM NACSの舞台裏と仲間との絆を描く
まとめ:安田顕という唯一無二の存在
俳優・タレント・声優・エッセイスト――ジャンルを超えて活躍する安田顕さんは、知れば知るほど奥深く、笑いと感動のどちらにも振り切れる“変幻自在”の表現者です。
見た目と性格のギャップ、演技の引き出しの多さ、そしてTEAM NACSとの絆…。
どこを切り取っても魅力だらけ。
最近は大河ドラマ『べらぼう』での怪演が話題となり、新たなファン層を獲得しています。
もしあなたが「なんか気になる…」と思ったなら、それは“ヤスケン沼”への入り口かもしれません。
今後も目が離せない存在――それが、安田顕。
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